「牡丹酒」[2009年12月16日]|ゆるり単発|ゆるり単発

2009年12月18日 01:06
「牡丹酒」

「牡丹酒」(山本一力)読了。
最近文庫化してる一力作品の傾向というか、どうも出てくる人物みんな良い人で「事件」や「難題」というものが無く「出来事」の前後が淡々と説明されて終わるという、ただ読んで終わるのが多い気がします。「牡丹酒」の前作「深川黄表紙」は妨害があったりして、どれをどう解決するかなんて読み応えもあったのに、今回のは頭でそれっぽいことを匂わせておいて、最後に主人公と直接関わらないところで数ページ割いて事が起こって勝手に報いるという始末。なんだこれ。
まぁ人情モノとしては相変わらず読ませるんですが、せめて「草笛の音次郎」辺りの起伏に富んだ作品が読みたいかなぁ、と。
次は「五坪道場一手指南 雄飛」(牧秀彦)あたりを。

[2009年12月16日 23:44] 

2009年12月16日 00:06