「沢彦」[2009年03月12日]|ゆるり単発|ゆるり単発

2009年03月14日 00:51
「沢彦」

「沢彦」(火坂雅志)読了。
まー面白かった。今までにない視点からの信長の話でしたが、信長のイメージが最初全然違ったものが、徐々にイメージ通りのものになっていって、最後に本能\寺に辿り着く。それも面白かったですが、沢彦の心情の変化や、目的のために手段を選ばない腹黒さもタマランものがありました。某武将が哀しすぎです。
で、読み終わったあとに「あとがき」を読んで余韻に浸ったまま「解説」を読んだのですが。まー、ここまで酷い解説を読んだのは久しぶりです。作品の解説な訳だから、あらすじを交えつつ作者はこんな事を言いたかったのではないか?なんてのがよくある解説なのですが、これは・・・持論を展開した後に「これが作者の言いたかったことだ」みたいな断定。しかも持論の内容が、規制緩和だ格差社会だ改革路線批判だと妙に偏った政治色の強いもので、ゲンナリしちゃいました。
解説は日を置いて、改めて読んだ方が作品のためにもなりますねぇ。

[2009年03月12日 23:00] 

2009年03月10日 23:16