「天涯の声」[2008年04月08日]|ゆるり単発|ゆるり単発

2008年04月10日 02:06
「天涯の声」

「天涯の声」(信原潤一郎)読了。
裏表紙にあったあらすじで購入したけど、津軽藩とか南部藩とか予備知識が全くなし。読んでみると、下斗米秀之進・・・誰だっけ?どこかで読んだなぁ、と思ったら「空の剣」(高橋三千綱)でした。思わぬところでつながりがあるもんだと読み進み、半分くらい読んだところで裏表紙のあらすじが終わってしまいました。え?あれ?と思ってみたらさらにそこから二転三転。
最後もなかなか良く、読み終わって「ふー、面白かった」とあとがきを読むと・・・。
「檜山騒動」?「相馬大作事件」?すみません、創作だと思ってました。藩主の替え玉とかあったし。そうかー、結構有名な事件だったのかー、とあとがきを読み進むと・・・。
「史実を忠実に辿り、私なりの想像で構想を立て、私なりの解答にいたしました。」・・・これってもしかして、忠臣蔵を知らずに最初に「四十七人の刺客」を読んだとか、新撰組を知らずに最初に「黒龍の柩」を読んだとか、そういうことでしょうか?あーやっちゃった(笑)
しかも解説を読むと「列藩騒動録」(海音寺潮五郎)に「檜山騒動」が載ってるとか。「列藩騒動録」買おうか悩んで止めちゃったんだよなー、購読しておけばよかったー。
と、長くなってしまいましたが。面白い話だっただけに、脚色のあまり入っていない史実を先に読んでおきたかったですね。そこだけが残念。

次は「冬の蝶」(井川香四郎)。土曜時代劇に間に合いそうです。面白かったら続刊の「日照り草」「忍冬」と買って一気読み予定。

[2008年04月08日 23:39] 

2008年04月07日 23:45