「冬の蝶 梟与力吟味帳」[2008年04月11日]|ゆるり単発|ゆるり単発

2008年04月12日 22:20
「冬の蝶 梟与力吟味帳」

「冬の蝶 梟与力吟味帳」(井川香四郎)読了。
うーん・・・これは・・・うーん・・・

※以下ネタバレを含みます
同一登場人物の連作モノです。これが何というか、頭も切れる、腕っ節も強い与力が、やることなすことすべてが図に当たって大した障害も無く事件を次々と解決するという、万能超人小説。しかも「冬の蝶」は短編4本載ってたのですが、全ての話が「無実で捕まる町人」「真犯人は権力者と子飼いのチンピラ」「主人公が自分より上の立場の者に説教」「遠山の金さん率いる、主人公が属する北町奉行が善、裏で糸を引く悪の南町奉行」・・・正直「これはどうなのよ?」って感じでした。主要人物について踏み込んだ描写も無く感情移入するには浅いし、ちょっとキツいですねー。ライトノベルを読んでる感覚?
(追記)「町人」のところは一部訂正。必ず無実じゃなくて「やむにやまれず」ってのがありました。でも悪の根元はやっぱり同じ。
※以上ネタバレ含みます。

明日からこれが原作となった土曜時代劇「オトコマエ!」が始まりますが一応録画はする、程度の期待感です。どうなることやら。

次は何を読もう。いっそのことまだ文庫化してない山本一力の単行本買っちゃうか。

[2008年04月11日 22:54] 

2008年04月11日 00:07